虫歯治療が入れ歯を招く? 2


「日本経済新聞の記事も御紹介します。

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虫歯の治療と聞けば、歯を削る時のドリルの音や激しい痛みを思い出し、恐怖感が蘇ってくる人が多い。虫歯を患っていても、ついつい歯科医院に行くのをためらいがちだ。

患者の苦痛を軽減する虫歯治療の一つとされるのがレジンという樹脂材料を用いる治療法だ。東京医科歯科大学の田上順次教授は「レジンを用いた治療法は、できるだけ歯を削らない。治療回数も少なく、現時点では理想的な治療法に最も近い」と治療法の特徴を語る。

(中略)

虫歯の患部を治療し、空いた穴にペースト状のレジンを詰め、形を整えた後に光を当てて固める。固まったレジンがそのまま歯の一部になるわけだ。
レジンを使う治療法は痛みを軽減する治療法という。「ドリルを使ったとしても必要最小限で、虫歯の部分しか削らないため」だ。

(中略)

小さな虫歯なら1回1時間程度の治療で完治する。重度の虫歯の場合でも、従来の金属系材料と同様に型をとるが、2回目の診療ではレジンを詰めた後に光を一瞬照射して終わる。レジンを用いる治療法は総じて短時間で済むといわれている。
金属系材料の詰め物を使う治療法と比べ、詰めた部分が再び虫歯になる2次う蝕(しょく)も少ない。

(中略)

レジンを使う治療法は、健康保険の適用対象なので、基本的には希望すれば治療を受けられる。ただ、材料費が金属系材料に比べて高い割に保険の点数が低いという構造的な問題から、「レジンを使う治療をやればやるほど、現時点では歯科医院が赤字になりかねない。どこの医院でもやってくれるわけではない」と田上教授は説明する。
レジンの治療法をできる歯科医は大学病院などにいることが多い。近隣の歯科医院でも治療を受けたい場合は事前に問い合わせることが必要だ。

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朝日新聞の記事よりはマシですが、それでもやはり間違った箇所が多いです。



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