午前の特別講演は治療計画のハウツーに関する講演。
治療のハウツーではなく、治療計画のハウツーが海外からの演者を招いて
学会のトップで行なわれるというのは珍しいですね。
スライドも日本語がふんだんに入っていて、サービス精神旺盛。
内容的には単なるハウツーではなく、
聴衆に考えさせるようになっているところも、
なかなか面白かったのではないでしょうか。
しかし、さすがアメリカだなと思わせるところも沢山ありまして、
例えば、、、
「シャツの胸のポケットにペンを刺していると、
インクが漏れて大切なシャツを汚してしまうリスクがある。
このリスクを無くすには、 ペンを刺せないように
ポケットの入口を縫い合わせてしまえば良い、、、」
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これは破折するかもしれない失活歯は破折する前に
抜いてしまってインプラントにしようという
治療計画の理論的背景の「例え話」なのですが、
訴訟大国は発想からして違います。