特に障害者歯科で重要になってくるものに、今回の学会テーマにもなっている「医療と福祉のコラボレーション」というものがあります。
現在の「医療の提供」が、施設や事業所内で完結していることの限界を見極め、施設外の事業者や関係機関との連携に踏み出すことが重要です。
要するに、「完結型支援」から「連携支援」へ、ということです。
そして施設外の様々な関係機関と連携して支援するためには、各々が対等な立場で協働してゆく「多分野協働」が重要ですが、多分野協働には、その基盤となる高い専門性が必要となります。
これは障害者歯科に限らないことでもあります。