今回の障害者歯科学会への参加で印象に残ったことは、参加者が非常に多く、そして多分野に渡っているということでした。
思えば、健常者の患者さん1人に携わる必要人数と比べて、身障者の患者さん1人のそれは、遥かに多いわけですから当然といえば当然です。
医療関係者だけでなく、行政関係者なども係ってくるわけですものね。
そしてあくまでも個人的感想なのですが、この学会で話を色々聴いていると「採算度外視が当たり前」という空気が普通に漂っているんですね。
障害者歯科業界にコスト意識を持ち込むことなど御法度なのかもしれませんが、今まで他の畑を歩んで来た者には印象的に映ったのでした。